1 【sideACE】 ページ2
「きゃああああ！！」
＿＿＿＿甲板の掃除時間。
突如、上空から聞こえてきた声に、おれは硬直した。
これ…あかりの声、だよな？
嫌な予感がして上を見上げると、何故かこちらに向かって落ちてくる彼女。
「ひゃああああ、エース隊長、避けてくださいいいいい！」
「お、おう！ …って避けたらお前が死ぬだろうが！」
叫んでツッコみ、ついでに跳躍すると、おれは落下してくるあかりを受け止めた。
あかりは真っ青な顔で、ぜえはあぜえはあと荒い息をしている。
「何がどうなったら空から落ちてくるんだよお前は！？」
「も、モップを取りに行ったんです！ そ、それで甲板まで能力で移動しようとしたら、失敗して…」
「バッカお前、それで海に落ちたらどうすんだ、
…って、モップ？」
あかりのシュンシュンの能力は、確か手に触れたものも一緒にテレポートできるものだったはずだ。
なら、モップも一緒に落ちてくるはず。
…再びの嫌な予感に上を見上げると。
案の定、落ちてきているモップ。
おれは
だけどあかりを抱えたこの状況だと、重さに加速度を加えて落ちてきたモップが、
おれを素通りしてあかりを直撃しちまう！
「「わあああああ！？」」
「んなことで騒ぐなよい！」
バキィッ。
おれたちが情けなくも同時に悲鳴を上げた直後、頭上で軽い破壊音がした。
戸惑いつつ顔を上げると、目の前にいたのは怒り心頭のマルコで。
「…何してんだよい、お前ら。エース、隊長のくせにモップで騒ぐとは何事だ」
「え、いや、マルコこれは」
「あかり。能力を使う修行する時は、人を側におけと言ったはずだねい？」
「うっ…すみません…」
気づけば、船員達が掃除用具を持ったまま爆笑している。
覚えとけよお前らとおれが半眼になった時、マルコが再び続けた。
「あかりはルール違反、エースは管理不行き届きで、罰として居残り掃除！！」
「「え、ええええーーー！？」」
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やっさん - 立花！激怒！それにしても、シェリルさをの正体は・・夢主の前世の・・・。この、次元世界でも、頂上決戦は止められないのか！？続編を読んでみます。 (2019年3月8日 20時) (携帯から) (
レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - mさん» そうなのですか！？修正致しますので、もしまだ不具合があれば教えてください！ (2019年2月15日 6時) (レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
m(プロフ) - この小説の8話くらいから名前が変えられないのは何故でしょう、、？もしそちら側に不具合等があれば直していただけると嬉しいです。応援してます (2019年2月14日 23時) (レス) id: 1c5909901a (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - monoさん» そうですねw もう大分伏線解放してますからね笑 (2018年1月29日 10時) (レス) id: ec1d0032bb (このIDを非表示/違反報告)
mono(プロフ) - シェリルがもしかして…って結構最初の方から思ってたりします。 (2018年1月29日 8時) (レス) id: 062eb7c7b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sunny
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年9月14日 19時
