氷の美少女と黒曜のとある1日�� ページ10
「兄様、私は少々黒曜へ向かいます。
黒曜第二中学校と、生徒会主催の交流会があるのです」
「……ふぅん、行って来れば」
「はい。では行って参ります」
＿＿＿＿とある晴れた日曜日の昼下がり。
Aは縁側で涼んでいた雲雀に声を掛けると、制服姿で家を出た。
黒曜第二中は、黒曜中の隣の中学校である。
しかし、鞄に入っているのは生徒会の資料だけではない。
ラ・ナミモリーヌで買ったショコラパウンドケーキ。
黒曜ランドにいるみんな……正確にはクロームへのお土産だ。
(会議が終ったら、少し寄っていきましょう。
前に、京子先輩たちとお出かけした時に、幻術のことをいろいろ教えてくださいましたから)
……ということで。
「てめー、何しに来たびょん！」
「めんどい…」
「あれー、A姉さんじゃないですかー。お久しぶりですー」
「まあ…犬様、千種様、フラン様。お出迎えありがとうございます」
「別に出迎えてねーびょん！」
「それより、クローム様はどちらに？」
犬の抗議を華麗にスルーしたAは、キョロキョロと辺りを見回す。
すると、「ここ…」とマイペースな声がソファの方から聞こえた。
「こんにちは…Aちゃん」
「お久しぶりです、クローム様。先日は、有意義なお話ありがとうございました。
これ、どうぞ皆様でお召し上がりください」
「おっ？ナミモリーヌのケーキじゃん！骸さん喜ぶびょん！
意外とやるな、アヒルの妹！」
「雲雀です」
訂正してから、Aはクロームの隣に腰掛けて微笑む。
クロームは少しだけ頬を染めて、微笑み返す。
「A姉さんー、膝枕してくださーい」
「ふふ、よいですよ。どうぞこちらへ、フラン様」
「やったー。A姉さん、いい匂いするんですよねー」
フランがソファに横になる。すると女子2人がそれを見つめる微笑ましい空間が出来上がった。
しかし次の瞬間。
「クロームから離れなさいこのド変態が」
大きなハエたたきに変わった三叉の槍が、べしりとAの頭を叩く。
叩かれた本人は気にせず、「お邪魔しています、六道様」と頭を下げた。
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やっさん - さにー☆彡さん» 笑笑笑笑。原作どうりだったのですね。なるほど、爆発でその場は、壊れても次の瞬間には元通り・・・苦笑汗の漫画ならではの毎度のパターンでしょうか？笑笑。 (2019年3月31日 8時) (携帯から) (
レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - やっさんさん» 並中は原作でも常にこんな感じですよ笑 たいへんです笑 (2019年3月30日 20時) (レス) id: 632d3b069c (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - 余談ですが、並盛学校、いったいなにでできているの？？こんな、滅茶苦茶な戦闘！？だらけでは、学校がしょっちゅう壊れまくり汗汗ですが・・・苦笑。爆発なんて、日常茶飯事・・・滝汗。 (2019年3月30日 19時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
やっさん - なにっ！？女王！？？ (2019年3月8日 7時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sunny
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1
作成日時：2017年3月22日 17時
