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「お疲れっしたーぁ」



びしっ!と額に敬礼を決め、「じゃっ」と笑顔で踵を返そうとするおれ、


…の腕を、シェリルが意外に強い力でがしりと掴んだ。



「社長、逃げないでください」


「社長ってダレのコトデスカ」


「わざとらしい片言もおやめ下さい。大将殿はビジネスの話にいらっしゃったのです。


海賊王云々の話ではありませんゆえ、恐れる必要はないかと」



シェリルは後半を限りなく声をひそめて言った。


が、おれの内心は穏やかではない。



「恐れる必要はないってお前な…無理があるわ!」


「大丈夫です。問題ありません」


「あるから。ありまくりだからな。


そもそもなんでこんな東の海(イーストブルー)の辺境に、海軍本部の大将が来てるんだよ…」


「ですからビジネスのお話に」


「民間企業に世界政府の側が口出してくるってどういうことだよ、どう考えてもおかしいだろ。


あくどい商業はしてませんって話つけにいってくる」


「社長落ち着いてください」



これが落ち着いてられるかぁぁぁ!!


だいたいおれ私服だぞおい。大将殿に私服で会えってかおい。


ガープさんじゃねぇんだぞ。



「君がポートガス探偵社の社長?」


「「!」」



口を開いたのは大将青キジだった。



「そうです。彼が私達の社長です」


「あっ、どーも。海軍本部大将のクザンつぅモンだ」



知ってるよバカ。


アポなしで来たのはあっちなんだ、おれが畏まる必要もないだろう。



「どうも。私がポートガス探偵社社長のポートガス・D・Aといいます」

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やっさん - あれ?ただの転生物語のはずが!?夢主が、巨大企業の社長に!?続きは・・・?? (2019年3月7日 21時) (携帯から) (レス) id: 6ef490f023 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - 秋宮 鈴歌さん» 3です!!私も短い連載にするつもりが長くなりそうで(´º∀º`)ファーwってなってます!w これからもよろしくお願いします!! (2017年3月31日 21時) (レス) id: ec1d0032bb (このIDを非表示/違反報告)
秋宮 鈴歌(プロフ) - もうすぐ3ですね!!まさか最初は短めに終わるのかなと思ってましたが、続き……。ナンテコッタイ\(^o^)/ってなってます!!続編おめでとうございます!!これからも見続けますね!!! (2017年3月31日 21時) (レス) id: 98d4f145f0 (このIDを非表示/違反報告)
さにー☆彡(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます!頑張って書きますのでよろしくです! (2017年3月29日 8時) (レス) id: ec1d0032bb (このIDを非表示/違反報告)
ゆき - さにー☆彡さん» えーー このあとどうなるの  すごくきになります (2017年3月29日 8時) (レス) id: 8690baa923 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sunny | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hovel/AKOwww1  
作成日時:2016年12月25日 6時

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