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Aは恐る恐る目を開ける。


すぐそばに、目黒の綺麗な顔。




「…あなたも獣人なの?」




特殊能力にすぐ気が付く。




目「も、ってことは、君も?」


「う…うん。わたしは、猿のハーフだよ」


目「そっか。俺は熊」


「めめ、だっけ」


目「覚えてたんだ。君は?」


「A…」


目「A、か」




目黒の手が、Aの頬に触れる―――。









宮「A!」









終戦を見届けた宮舘が、宿から飛び出てきた。




「舘様!」




Aは宮舘の元へ駆け寄った。


小さな体を抱き留める。


目黒も立ち上がる。




宮「…おまえは獣人か」


目「Aと同じ質問だね」


宮「こいつを助けてくれたことは感謝するよ。でも俺はおまえを警戒しないわけにいかないな」


目「あと2人、いたでしょ。あいつらはどうしたの?」


宮「今は不在だ」


目「あなたは人間だね。Aを1人で戦わせて、胸が痛まなかった?」


宮「―――っ」


「舘様、大丈夫だよ!」


目「俺が助けに入らなきゃ、危なかったね」




目黒は身を翻す。




宮「待て!ひとつ聞きたいことがある」


目「…どうぞ」


宮「おまえと一緒にいたラウールって男。あいつも獣人なのか?」


目「ああ」




目黒ははっと笑うと。




目「あいつは人間っす」




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奈緒 - 今晩は〜私です、ここのサイト大好きです! (3月14日 21時) (レス) @page23 id: 92d0591533 (このIDを非表示/違反報告)
奈緒 - 今晩は〜私です、この話、あのアニメですねぇ〜、嬉しい〜これからも溺愛応援致します! (3月9日 21時) (レス) @page14 id: 92d0591533 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2024年3月8日 16時

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