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作「―――で、これはどういう状況？」
感情を表には出してないけど、これはイラっときちゃってるな。
なんてくすっと笑いが出てしまう。
Aは泣きつかれたのか、俺の膝で寝ていた。
おっきな犬みたい。
橋「A、俺と結婚するって」
作「は？」
橋「作ちゃんは麦ちゃんと結婚するから」
作「…あのさ。それドラマの話。Aには何度も言ってるけど」
橋「はぁ。そんだけAは作ちゃんのことが好きなんだなぁ」
からかうように言ったら、作ちゃんの眉がぴくっと動いた。
橋「ドラマだってわかってても妬いちゃうくらい、作ちゃんが大好きなんでしょ」
作「…それは」
橋「A泣いてた」
作「…」
橋「別に修羅場にするんだったらいいよ、Aのことは俺がもらうから」
作「なんでそこにはしもっちゃんが出てくんの？」
橋「えー、だって俺も作ちゃんと麦ちゃんが、ドラマでも結婚するのやきもち妬いちゃうしー」
作ちゃんがなにか言いかけたけど、俺の膝の上でもぞっとAが動いた。
起こしちゃったかな。
「ん…作ちゃんと…結婚する…」
これには作ちゃんもう、なにも言えないんじゃないの？
とんだ痴話ゲンカに巻き込まれちゃったな。
橋「いくらドラマでもさ、それがきっかけで本当に結婚した人もいるわけだし、Aは不安なんじゃないかな」
作「…ん」
橋「愛されてんね」
羨ましいよ。
だってAは、生涯かけて作ちゃんのこと愛しちゃってるもんね。
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わたあめなのは(プロフ) - 名無し67613号さん» コメントありがとうございます✨こちらのお話は完結してしまったのですが、他のお話でも楽しんでいただけたら嬉しいです🙇♂ (2023年3月17日 15時) (
レス) id: a9e98a8de6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し67613号(プロフ) - お話大好きです♡いつも更新楽しみにしてます！！ (2023年3月14日 22時) (レス) id: 6f47c81132 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わたあめなのは
| 作成日時：2023年3月6日 15時
