. ページ4
.
作「近くまで送るよ」
ごはん食べてたら遅くなっちゃったし。
Aが同じグループのメンバーじゃなかったらここまで気は遣ってなかったか？
そもそもＴシャツを貸してたかどうか。
やっぱデケェな、同じグループって。
「そしたら作ちゃん帰るの遅くなっちゃうから」
作「女の子１人で帰せるわけないよ」
ただでさえ危なっかしいし、可愛いからさらわれちゃうかもしれないし。
過保護かな。
「作ちゃんって、優しいね」
子供みたいに無邪気な、でも柔らかな笑み。
―――俺はたぶんこのときのAの笑顔にやられた。
作「こうやって笑っててよ」
「え？」
作「困り顔ばっかり見てる気がするから」
するとさっそく困り顔された。
「Aあんまり…難しい」
作「そっか」
無理に笑ってもらうのも難しいか。
そのままのAでいいよ。
Aの笑顔を見れるのはレアってことで。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 378人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わたあめなのは(プロフ) - 名無し67613号さん» コメントありがとうございます✨こちらのお話は完結してしまったのですが、他のお話でも楽しんでいただけたら嬉しいです🙇♂ (2023年3月17日 15時) (
レス) id: a9e98a8de6 (このIDを非表示/違反報告)
名無し67613号(プロフ) - お話大好きです♡いつも更新楽しみにしてます！！ (2023年3月14日 22時) (レス) id: 6f47c81132 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わたあめなのは
| 作成日時：2023年3月6日 15時
