HiHiのうさぎちゃん２

新妻うさちゃん ページ17

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作間side




仕事から帰宅。


すると漂ってくるいい匂い。




作「ただいま」




キッチンに、思った通りAの姿。


Aは俺の帰還にぱあっと顔を輝かす。




「おかえり！」




…おかえりって言われるの、イイ。


オフだったAは、夕飯を作ってくれることになった。


背の低いAにとっては高めのキッチン。




作「なに作ってくれたの？」


「ごはんとお味噌汁と焼き魚！」


作「おお」




和食の定番だ。


思えばAの手料理を食べるのは初めて。


ちょっとした料理でも嬉しい。




「と、肉じゃが」


作「肉じゃが!?作れるの？」


「うん」




シンクに鍋が２つ。


手前の鍋は味噌汁として、その奥が…。




作「すごいね、A。食べるのが楽しみだ」




頭を撫でてやれば、嬉しそうに微笑む。




「A、料理できた方がいい？」


作「ん？Aの手料理食べられるのは嬉しいよ？」


「じゃあ作ちゃんのためにお料理勉強しよう」




それって…もしかしたら将来を見据えた発言だったりするのかな。


まだまだ危なっかしいAだけど、俺がサポートしてやればいいね。




作「ごはん作ってくれたお礼」




膝をかがめてキスをする。




Aともし、結婚することになったら。


低めのシンクを用意してあげなきゃ。




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