美少年といっしょ！

Day５ ページ21

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アラームが鳴った。

んー、起きて朝食の準備をしないと。
だけど体が思うように動かなかった。




「…ん？」




目を開けたら、そこには金髪が。




「っえ！」

龍「んー…」

「ちょっ、龍我くん!?」




意味がわからない。
なんでわたしのベッドの中に龍我くんがいるの!?




龍「おはよお、Aちゃん」

「おはようじゃないです。どうしてわたしのベッドに…」

龍「人肌恋しくなっちゃって…」




シェアハウスのルールとして、異性の連れ込みは禁止だった。
龍我くんモテるだろうし、今まで女の子と一緒に寝てたりしたのかな…。




「でも、だからって、勝手に来られるのは困ります！」

龍「言ったらいいの？」

「それも、ダメですけど…」

龍「じゃあ内緒で潜り込んだ方が確実じゃん」

「とにかく起きてください。もうこういうことするの禁止です」

龍「えー…」

「寒いのであれば暖かい寝具を用意しますので」

龍「…もういいよ」




龍我くんはふてくされたように部屋を出て行った。


な…んだったの。

勝手に部屋に入って、勝手に出て行って。
もう、龍我くん子供だよ。




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