美少年といっしょ！

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洗濯を干し終わったら、藤井くんがリビングにやってきた。




藤「こっち終わったよ、Aちゃん」

「ありがとうございます。それでは買い出しに行ってきますね。お２人はお昼なにが食べたいですか？」

藤「Aちゃんはいつもどうしてるの？」

「スーパーのお弁当ですね」

岩「えー、味気なくない？」




自分１人のために作ろうってあんまり思えないんだよな。
２人もお弁当は食べ飽きてるだろうし…なにか作るか。




藤「あっ、せっかくだからデリバリーしない？」




ここに来てから、みんなの食事はすべてわたしが作ってたから、デリバリーに頼ったことはなかった。




岩「いいね。ピザ頼みたい」

「それでいいんでしたら…」




久しぶりにジャンクフード食べたい気分になってきた。


お昼はデリバリーを頼むことにし、わたしと大昇くんは夕飯の買い出しに出かける。
手の空いた藤井くんは、玄関の掃き掃除をしてくれることになった。

自転車を押し歩きする。




「あっ」

岩「どうしたの？」

「大昇くん変装しなくて大丈夫ですか？」

岩「近所のスーパーでしょ」

「でももし撮られたら…」

岩「ぷっ。そしたらさ、付き合ってますって言っちゃおっか」




顔を覗き込まれる。
反射で遠ざかった。




岩「あははっ、Aちゃん可愛い」

「もう、からかわないで」




照れてる自分が恥ずかしい…。
そうだ、この人ジャニーズだから、リップサービスだってきっとうまい。




岩「あながち冗談でもないけどね」

「え？なんか言った？」

岩「ううん、なんでも」




笑顔でごまかされた。




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