アフター ページ15
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高木side
休日だからゆっくり寝てられるわ、とアラームをかけずにいたら、見事に寝過ごした。
部屋は明るい光に満たされていて、添い寝していた彼女の姿はなかった。
洗濯機の回ってる音がする。
あー、と思って起き上がる。
寝室のドアを開けるとそこはリビング。
油とコーヒーの入り混じった匂い、キッチンにはAが立っていた。
Aは俺に気づくと、ニコッと微笑んで。
「おはようございます」
…朝から可愛すぎ。
俺はAのそばに赴く。
高「ごめん、やらせちゃって」
「ううん。口開けてよく寝てたから、起こさない方がいいかなぁって」
くすくす笑われる。
だらしない寝顔見られた。
「朝ごはんの準備できたし、そろそろ起こしに行こうかなって思ってた」
高「めちゃめちゃ腹減ってるわ」
「ゆっくり洗面してきてね」
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年11月4日 16時