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わたしも…雄也も、同じお店のラーメン食べることにした。
こういうところで食べるラーメンってなんでおいしいんだろう。
高「そういやAは進学すんの?」
「はい。行きたい大学も決まりました」
高「受験勉強大変になるな」
「勉強教えてください」
高「教えられるかなぁ」
「…大学に行ったら会う機会減っちゃいますねぇ」
今は毎日のように保健室に行ってるけど、難しくなるんだろうな。
高「俺んち転がり込んでもいいし」
「…へ?」
高「逆に早く卒業してほしいけどね。堂々と付き合えるから」
制限ありでこそこそ付き合ってるより、なにも気にせずに付き合いたい。
てか、雄也のうち!?
高「手が止まってるよ」
「雄也んち住んでいいの?」
高「なんでダメなの?一緒に住もうよ」
そんなにさらっと誘えるものなの…?
嬉しくて、声も出せずにこくこくっと頷いた。
高「じゃあ、大学受験頑張ってね」
「はい」
わたし本当に、雄也にリードされっぱなしだな。
年が離れてるっていうのもあるけど、これじゃペットって言われても仕方ない。
ペットでもいい子にするから可愛がってくれる?
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年11月4日 16時