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笑っているAの目に涙が浮かんでいた。
ああ、僕の方こそ泣きそうだ。
Aを抱きしめる。
知「Aは大学決まったの？」
「うん。侑李は？」
知「僕も決まったよ」
「一緒にいる機会は減っちゃうね」
知「時間が合うときは頻繁に会おうよ。そうだ、Aのこと家族に紹介させて。そうしたらうちに泊まり放題だ」
「ははっ。緊張しちゃうな、侑李の家族って」
知「僕が婚約者をフッてまで選んだ相手だもん、見る目は厳しいだろうね」
「なんでハードル上げてくるの？」
知「大丈夫、僕がなにがなんでも認めさせる」
僕の２年間の青春を共に過ごしてくれた人。
そしてこれからも、共に過ごしていく人。
知「まだ高校生活は残ってるよ」
「…そうだね」
残り少ない高校生活を、最後まで目いっぱい恋人として楽しもう。
もうなんの制限もないんだ、そうするしかないだろ？
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設定タグ：Hey!Say!JUMP , 知念侑李
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作者名：わたあめなのは
| 作成日時：2022年11月4日 11時
