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慧と付き合うことになってから、彼の女遊びはなくなった。
付き合ってみると彼は紳士的で、遊び人とマークされていたのが嘘みたいだ。
放課後はデートして帰るし、定期的に体も重ねた。
とても良好な関係を築けてると思う。
伊「Aちゃんパフェ食べたいあーんして」
彼は年下の特権を使って甘えてくることも多かった。
可愛いから許してしまう。
はい、と食べさせてあげればとろけるような笑顔。
顔はほんとにいい、憎めない。
伊「ねえAちゃんちゅーしよちゅー」
「人前でバカなの？」
ヘラヘラ笑ってわたしの腕をぎゅうと組む。
慧はわたしにデレデレだ。
だけどそれが―――演技だとしたら？
まだ、慧への疑念が拭えない。
心を完全に預けられない。
慧のことは好きだけど、これ以上踏み込めば戻れなくなる気がして制御している。
そんなわたしの上辺を見抜かれた。
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設定タグ：Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧
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作者名：わたあめなのは
| 作成日時：2022年11月2日 16時
