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『いのちゃん、わたし黒板綺麗にしとくね』




伊「俺は日誌書く〜」









女子の日直と仕事を分担してる。









伊「授業の気づきってなにかあったっけぇ?Aちゃん」









「知らないよ」









伊「ええ??書かないと帰れないよぉ」









甘えてくるねぇ。









きゅっと指をつながれて。









伊「Aちゃんも連帯責任だ」









「帰る」









伊「やぁだ。終わるまでAちゃんも帰れません」









一緒にいる時間増やしたいのかななんて。









「見守っててあげるから、頑張れ」









伊「にひひ」









それでも慧はやる気を起こさなくて、女子の日直の仕事も終わり、他に教室に人はいなくなっていた。









伊「先帰っていいよ。日誌は俺が渡しとく」




『じゃあお願いね』









女子が出ていき、教室には2人きり。









伊「待ってました」









急にうきうきしだした。









この展開を待ってた?









伊「Aちゃんと教室でイチャイチャしたかったの」









たしかに教室で、って今までなかったね。









ほわほわとした慧の顔が近づいて。









日の落ちてきた教室で、キス。









伊「帰りは送るから。最終下校までこうしてよ」




「日誌は?」




伊「忘れてた、すぐ書く」









目の前に広げてるのに忘れないで。









慧は驚くべきスピードで日誌を埋めた。









最初からこのくらいのやる気を見せてよ。









伊「はい終わり。あとはイチャイチャターイム」









慧と指を絡めて。









机越しのキスも、いいね。




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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年11月2日 16時

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