第28夜 ページ28
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土田side
正直俺は自信を無くしてた。
Aが、俺以外のヤツを好きになってしまうんやないかって。
やけど…今朝、Aにハグしてもらったとき、ちょっとだけ自信がついたんだ。
Aがこうして自ら接触を図るのは、俺だけやって。
今日の仕事、朝早くて終わりも遅くてハードやったけど、Aのおかげで頑張れた。
お礼も兼ねて、おやすみの挨拶をしたい。
平「ただいまー!」
「ご苦労であった」
俊「わざわざ起きててくれたんか。ありがとな」
「ふふ、日中は睡魔と戯れておったせいであまり眠くない」
昼寝してたんだね。
だんだん、Aが言ってること、把握できるようになってきたことが嬉しい。
勝「疲れたーっ。今日も早く寝るわ。構ってやれんですまんな」
「気に病むな。心遣い感謝する」
田「俺はAに構っちゃうもんねー」
タムタムがAに抱きついた。
それにはちょっと、ムッとした。
タムタムは俺のライバル認定!
小「汗臭い体押しつけられてかわいそー」
田「なっ、そんなことないもん!タムタムいい香りだもん!」
辻「ええから今日はもう遅いからAに迷惑かけんの」
田「ちぇっ。おやすみA」
俺たちの帰宅に、エントランスまでお出迎えに来てくれたけど、個別に、部屋に行きたいんだ。
2人きりで会いたいんだ。
そう思って、みんなと部屋に帰るふりをして、Aの部屋を訪れた。
Aが寝てしまわないうちに。
「…ヴィオレ・プリンス」
俺の来訪に、Aはときめいていた。
「どうした?」
「おやすみって言いたくて。今朝Aに魔力をもらったから、今日はやり切れたよ」
「我の愛の力は偉大じゃ」
得意げにしていたのに、Aははっとしてに目を伏せた。
「どうしたの?」
「その…そなたに言っておきたいことが、あって」
「うん?」
なんだろう。
くいっと袖を引かれた。
うわ、萌え仕草!
「疲れているなら断ってよいが…少し我の部屋で話さないか」
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聖也(プロフ) - 中二病をこんなにも可愛い女の子に変えられて、しかもボイメンと違和感なく恋愛させられる。純粋に文章力が凄いなと思いましたし、でら面白かったです!! 中二病舐めてたわ…。まーかん。 (2017年3月1日 1時) (レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
麗稚-ライチャム//-(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく面白かったです!!新作楽しみに待ってます♪ (2016年11月29日 6時) (レス) id: 53c0909868 (このIDを非表示/違反報告)
*°ゆゆたむ°* - なぁさん» 完結おめでとうございますー!!また次も楽しみにしてますね♪ (2016年11月28日 23時) (レス) id: df57cd76b1 (このIDを非表示/違反報告)
*°ゆゆたむ°* - なぁさん» ですよね!金欠なので嬉しいです(笑)そうですね〜♪ 会えるか微妙なところですが会えたらぜひぜひo(*゚∀゚*)o (2016年11月23日 19時) (レス) id: df57cd76b1 (このIDを非表示/違反報告)
なぁ(プロフ) - *°ゆゆたむ°*さん» フリーライブめっちゃいいですよね(o´∀`)bお会いできたら嬉しいです~(*´ω`*) (2016年11月22日 18時) (レス) id: 02dc89fba4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なぁ | 作成日時:2016年10月21日 20時