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唇が離れる。
裕翔と目が合わせられない。
中「…まさかAからされるなんて思ってなかった」
「…浮気されたくなかった」
中「浮気?」
裕翔は驚いていた。
「だって、裕翔はわたしとその、裸のお付き合いとかしたい、でしょ」
自分で言って恥ずかしい。
裕翔はふはって堪えきれずに笑ってた。
中「ほんとは今すぐ押し倒したいくらいだけど」
「…」
中「でもだからって、A以外の女に手ぇ出したいとは思わないよ」
「…うん」
中「ああほんと、A可愛い」
ぎゅうって抱きしめられた。
はわわって心臓がパニック起こしてる。
中「襲いたい食べちゃいたい」
「だめだめだめむりむりむり!」
中「それは、Aのタイミングに合わせるから」
キスできて、進めたかな、って思ったけど。
まだまだ裕翔を待たせちゃってるんだろうな。
裕翔を喜ばせてあげたい。
「…できるだけ待たせないようにします」
中「ふふっ。お待ちしてます」
裕翔はわたしのこと、信じて待っていてくれるから。
裕翔への愛が大きくなったときに、触られることも平気になっていくのかな。
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年11月1日 16時