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Aside
渡「A〜」
「ふわぁっ!」
はぐっ。
翔太くんがべろんべろんに酔っぱらって帰ってきた。
顔真っ赤だし、ニコニコご機嫌。
「たくさん飲んできたんですか?」
渡「んふふ、胸触っていーい?」
「翔太くんってすけべですよね」
渡「男はみんなそんなもんだぁ」
酔っ払ってる口調も可愛い。ぎゅーっと抱きしめられて。
渡「俺ね、もうじき30歳になるでしょ」
「はい」
渡「周りのヤツらどんどん家庭持ち出してさ、俺もそろそろ結婚したいの」
「そういう年齢ですもんね」
渡「A、俺と結婚してくれる?」
「えっ!?」
驚いたら、翔太くんの眉が下げられた。
渡「…嫌?」
「そんなこと!嬉しいです!」
渡「よかったぁ。じゃあ子づくりしよ」
「ま、待って待って!」
押し倒された。服に手をかけられる。
「それは、結婚してからにしましょう」
渡「…えー」
不満そうな顔されたから。
「避妊してくれるならしていいですよ」
渡「するー」
ほにゃほにゃ嬉しそうに笑う翔太くん。
酔っ払ってるから、結婚のお話は明日になったら忘れちゃってるだろうけど。
いつかは翔太くんのお嫁さんになれたらいいな。
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まり - おもしろかったです! (2022年11月10日 18時) (レス) @page15 id: e7317067de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年10月20日 14時