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―――クイズ部の集い終了後。
集い中個別でメッセ送ってて、2人だけでリモート繋げた。
川「ははっ」
わたしが誘ったことが意外だったのかめちゃくちゃ笑ってる。
「時間大丈夫?」
川「今日はフリーだからね。そっちこそ、夜遅いんじゃない?」
「明日午後からだから」
川「珍しいね、Aから俺に話したいことがあるなんて」
「いや…元気かなぁって」
のえるはふふっと笑って。
川「うん。こっちで楽しくやってるよ」
「よかった」
川「心配してくれてるの?」
「そりゃあ、やっぱ、ねぇ」
渡米のお知らせ聞いたとき真っ先にのえるに連絡した。
川「俺がいなくなってほっとしたんじゃないの?
阿部くんのライバル減ったって」
「ぐっ、おも、ったよ」
川「素直だね」
「でもだからって阿部ちゃんとたくさん会えるわけじゃないし」
わたしはJrで向こうはデビュー組でそれだけで差があって、
さらにSnow Manはめちゃくちゃ忙しそう。
それでも時間作ってくれてクイズ部の勉強会開いてくれた。
今日を楽しみにしてきたけれど。
「今日だってさ、のえるの予定に合わせて開催されたんでしょ」
阿部ちゃんからリモートのお誘いが来たときは嬉しくてなにも考えてなかった。
アメリカにいるのえるとコミュニケーションを取るために開かれたんだって、
のえるが来たときに思ったの。
今日の勉強会は、のえるのために阿部ちゃんが企画したものなの。
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年6月28日 15時