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Aside
望との撮影の日。
ピンでの撮影なら慣れとるし、好きやからなんとも思わんけど。
小「Aっ」
ご機嫌すぎるやろ。
バスローブ羽織って準備万端な望。
望はモデルもしとるし、背ぇ高いし顔も整っとるから、相手としてなんも問題あらへんけど。
小「あ、流星とがよかったって思っとるやろ」
「えすぱー」
小「誰でもわかるよ。でーも」
望に両手ぎゅっと掴まれて、まっすぐ見つめられた。
小「今日の相手は俺やから」
「…」
無駄にかっこいいのやめてくれん？
「変にベタベタせんでな」
小「バスローブ剥きてぇ」
先行き不安すぎる。
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水着になって、さっそく撮影が始まる。
望にバックハグされた。
服着たままならしょっちゅうされとるけど、水着やから素肌が触れ合っとるんよな。
緊張する〜。
『Aちゃん、もっと表情柔らかくして』
「はいぃ」
これは仕事なんやから、集中せんと。
ぎゅっと望におなか抱きしめられて。
えぇん、たすけて！
耳元に気配感じるし、ドキドキするぅ。
流星とやったらもっと自然に撮れたのに。
流星やない人とって、なんでこんなに緊張するんやろ。
メンバーであろうと、むり。
それはきっと、うちが流星んことが大好きやからやね。
流星の前でしか、裸で素になれへん。
シャワー室で望に壁ドンされとる撮影。
シャワーのお湯で望が濡れて、セクシー。
それで顔近づけられんの？
小「キスしちゃう？」
「せんし」
小「はは、ガード堅」
「撮られたらまずいやろ」
小「プラべならええの？」
「あかん」
撮影中なのになんで口説いてくんねん。
望の顔近すぎ。
どんどん近づいてきとるようにも思う。
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作者名：わたあめなのは
| 作成日時：2022年6月3日 15時
