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藤「認めん」
『あはぁ、流星がやきもちやくのは目に見えてたよ』
藤「俺に変えてもらうことできひんの?」
『俺の一存じゃどうにも…望もノリノリだし』
そりゃそうやろ。
よりによって望って。
ぜっっったいやらしいことする!
藤「もうやや…俺がよかった」
『はは…ごめんね流星。Aも戸惑ってたけど、お仕事だからって。流星に言うの悩んでたみたいで俺に託されたんだよ』
このこと言わずに雑誌発売されたら俺が怖いからな、前もって言おうって決心したんやろ。
そこは学んだな。
でもへこむ。
Aの彼氏は俺やのに。
藤「なんでなーーーん!」
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「りゅせおかえ…ってぶわあ!」
必殺、押し倒し。
ソファを叩いてギブするA。
「熱烈すぎるハグやった…はよ着替えてき?ごはん食べよ」
藤「…」
「あ…」
Aも気づいたみたいやった。
「あの話聞いたん?」
藤「望と」
「おん…グラビア撮るな」
藤「…触られる?」
「わかんない、なんも聞いとらんけど、たぶん」
藤「…はあっ!」
おっきな溜息出た。
藤「なんで…」
「うちもな、びっくりして。流星とやないんですかって聞いたん。でも、望とやってはっきり言われて」
藤「うつ」
「望にはなんもさせへんから!必要以上に接触せんといてもらう!」
藤「ほんまやだ。Aの体触らせんの」
「…プラべで触ってええの流星だけよ」
落ち込む俺の頭よしよししてくれる。
藤「撮影いつ?」
「あさって」
はや!
俺への報告ギリギリすぎやろ!
そんだけ、言い渋りたいことやよな。
彼氏やない男とグラビア…。
「ごめんな、キスマ我慢して」
藤「…えっちはしてええ?」
「…ん」
Aのこと抱き潰さなきゃ気が済まん。
望に嫉妬しすぎ。
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作者名:わたあめなのは | 作成日時:2022年6月3日 15時