すのぴ２ (ページ20)

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流星群ページ20

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目黒side

流星群一緒に見ない？ってAを誘ったら、すぐに俺の部屋に来た。

ベランダに出て、後ろから抱きしめて、寒いからブランケットにくるまる。

目「A寒くない？」

「蓮がだっこしてくれてるから全然」

目「俺もA抱きしめてるからあったかい」

「ふふ。流星群見れるといいね」

ぎゅっとぎゅっとAを腕に抱き留める。

ふわふわ漂ってくるAの香りにぼーっとしながら空を見上げていたら、流れ星。

「あ、蓮見た!?」

目「見たよ」

「速かったね、一瞬だった」

目「まだたくさん見れるよ」

「あの短時間に願い事３回なんて無理じゃない？」

Aはお願い事する気満々みたい。

「蓮はなんてお願いするの？」

目「教えない」

「わたしと結婚したいじゃない？」

目「どうかな」

「ふふ、じゃあわたしもそう願おうかな」

Aはわくわくとそう言って、夜空とにらめっこ。

無邪気なとこもあるんだなってよりAに体を密着させる。

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流れ星が流れるたびにあっ、とか反応してたのに、静かになって。

かくんと頭が下がった。

あ、寝たな。

結構夜も深いもんな。

目「よいしょ、と」

Aを抱きかかえてベッドへ。

俺は冷えたからシャワーを浴びよう。

その間Aが寒いだろうから、湯たんぽを用意して足元に置いてあげた。

よし。

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１人でシャワーを浴びてたら、風呂場のドアが開いた。

目「A、起きた？」

「うん。蓮がいなかった」

目「湯たんぽあったから寒くなかったでしょ」

「蓮がいないと寒いの！」

目「可愛いな、いいよおいで」

Aと一緒にシャワーを浴びて。

お風呂から上がったら２人でぎゅっとしながら寝た。

あったかくて、Aも満足そう。

やっぱり、ベッドは２人で寝るものだね。

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