すのぴ

髪色 ページ38

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目黒side




「…」

ラ「Aちゃん震えてる(笑)」

目「…どう？」




両手を広げたAに抱きしめられた。







「すっっっごいかっこいい！」







髪を染めた。

黒髪が似合ってるなっていうのは自覚あったし、Aにも褒められてたけど。

仕事の関係で、髪色を明るくした。




目「２回ブリーチしたんだけど痛すぎて一旦やめた。またしにいく」

「あー、それ高校生のときに通過したわ」

目「A高校のときの髪色人形みたいだったもんね」

「逆にわたし黒髪くそほど似合わん」




…そうだね。

Aは顔立ちのせいか黒髪が似合わなかった。

こんなに似合わない人いる？ってくらい絶望的に似合わなかった、ほんとごめんだけど。

明るい髪色を見慣れてるせいもあったけど…。




「ねえ、トト子ちゃんのこと思い出してるでしょ！」

目「…ぷっ」




俺らが主演映画を務めるおそ松さん。

Aはトト子役で、黒髪のウィッグをつけたんだけど。




ラ「あれAちゃんに見えなかった。別の人が来たのかと思ったよ」

「わたしも鏡に映った黒髪の自分を見て凍り付いた。黒髪に合わせた薄いメイクも合わなすぎた…」




見た目はさておき、演技はトト子ではまり役だったな。

可愛いところもブチギレるところもまんまトト子。




「わたしの話はいいから。蓮もラウも、何色に染めても似合うからいいな…」

ラ「ファンの子びっくりしちゃうねぇ。めめの髪色がぁって」

「もうパニックパニックだよ」

目「まだ最終形態じゃないけど。ブログに載せようかな」

ラ「あ、だったらmovieにしない？僕全然更新してないから、いいネタだ」

目「人の髪色をネタって言うな」

ラ「ファンの子も喜ぶよ、ねっ」

「じゃあわたしカメラ回してあげるよ、２人で撮りな」




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