嫉妬�� ページ18
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『統威は…その子と付き合ってんの？』
横「うん」
「!?」
野「ごら統威！嘘つくな！」
奏くんはそのまま物置からジャンプした。
身体能力すごい。
神「俺らが彼女を大切に想ってるのは確かだよ」
メンバーが次々に降りてきた。
浦「こういうんはなぁ、悲しいだけやからやめてほしいん。俺らにも迷惑かけてるってこと、わかるよなぁ？」
拓也くん、可愛い顔して黒い…。
寺「生徒会内部の事情は君たちに話す気はない。Aさんは俺たちの仲間だし、仲間を守るのは当然だ。これ以上危害を加えるんだったら、俺たちにも策があるよ」
女子たちは黙り込むと、なにも言わずに去っていった。
た…助かった。
横「なに？いつもこうやって絡まれてるの？」
「ううん、こういうのは初め…」
ハッ。
だから近いんだって！
統威くんをぐいぐい押して離れさせる。
だけどぐぐっと抱きしめられた。
なんで!?
寺「大丈夫？ケガは？」
「ないよ」
野「サロンに行こうとしたらさ、女子たちからAちゃんの名前聞こえて、怪しいなと思ってそいつらとっ捕まえたん。そしたら、さっきのヤツらがAちゃん連れてどっか行ったって言うから」
「助けに来てくれてありがとう」
みんなが来てくれなかったら、わたしあの人に殴られてたよね…。
ほんとによかった。
横「よちよち。怖かったでちゅねー」
「むー」
統威くんに子供扱いされた…。
清「腹減ったー。購買行きそびれた」
神「あ、今日みんな購買？よかったら買って外で食べん？」
えっ？
わたしといるところ生徒に見られて大丈夫なの？
高「Aさんはもう俺らと一緒にいるってみんなにバレてるからね」
「あ…そっか」
横「堂々としてようぜ」
浦「統威は堂々としすぎ」
わたしたちは購買に買いに行って、そのまま外でランチをした。
このときわたしたちは、のんきに過ごしすぎていたの。
あんなことが起こるなんて、思ってもみなかった。
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作者名：なぁ
| 作成日時：2018年6月15日 20時
