私と彼らの恋祭 (ページ11)

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お昼を食べよう③ ページ11

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予鈴が鳴ったので教室に戻ることにした。

ふう、おなかいっぱい…。

生徒会室を出ると、女子がたくさんいてびっくりした。

直接生徒会室に用があるってふうじゃなくて、待ち伏せしてた感じ。

なんだろう。

横「俺らさ、モテちゃうの」

こそっと統威くんが教えてくれた。

モテ…まぁ、これだけルックスいいわけだし。

寺「用がない生徒は生徒会室への立ち入りが認められてないから、こうして廊下で張られてるんだよね」

頼我くんが参ったように言う。

確かに廊下にいるのは女子だけだった。

生徒会役員を一目見るために来たのか。

女子たちを見てたら、あるグループと目が合った。

『え、あの子誰？』

『知らない。なんで生徒会室に？』

うわ、わたしのこと言われてる。

清「あー、見つかっちゃった」

浦「俺らももっと考えればよかったなぁ」

この人たちと一緒にいるところを見られるって…ええと、目の敵にされちゃうってこと？

神「あと、生徒会狩りのときに狙われる可能性もあるからね」

「うわ、わたしそれは勘弁」

野「ん、だけど大丈夫」

頼我くんがすっと一歩前に出た。

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