26話 ページ26
マサイ side
.....いつからだろう
Aさんを友人としてではなく
異性として見始めたのは...
......................................................
インターホンが鳴った
最近...視聴者さんがよく
このマンションに来る
だから...
「............出なくていいよな.....」
俺は出ないでいると
少し経ってから、また鳴った
いや...よく考えたら
宅配便かもしれねーし...
「......出るか...」
俺は急いで、ドアを開いた
そこに立って居たのは...
俺と同い年くらいの女性だった。
......................................................
東條 Aさん
多分、俺と変わらないくらいの年齢
一瞬で分かった、あの女性は
この世でいう...美人の類に入るのだろう
でも......キツそうな女性だと思い
少なからず、あの女性に対し...少しは
苦手意識があったと思う。
はぁ.....お隣さんか.....
「.....クレーム来たら...どうしよ...」
と、少し後ろ向きに考えながら
俺はその日を、動画の編集で過ごした。
でも__あの時、Aさんと会わなかったら...
.....彼女とこんなに関わりがなかった筈だ...
......................................................
「マサイ〜出てきてよ〜!!」
視聴者さんが、ずっと....ドアを叩いたり
インターホンを押したりと
ガチャガチャしている...。
視聴者さんが押しかけてくるのは
たまにしか無かったから
言って無かったけど...
「...シルクには、言っとけば良かった...」
...他のメンバーに言うのは、迷惑がかかると思い
その場でやり過ごそうとした...その時
『…あの、さっきから...そこに居て
邪魔だし、うるさいんですけど?』
東條さんの声がした。
...そこから、外が視聴者さんの
甲高い声が鳴り響いているせいか
あまり聞こえなかったけど...
耳をすまして、聞こえたのは...
『…良いよ?こっちだって
貴方を精神的に追い込んで
殺 してあげる力はあるんでね。』
...本気で怒っている、東條さんの声だった
昨日会った時とは、正反対の低い声だった。
視聴者さんが走り去っていく音が聞こえて
東條さんも、自分の部屋に戻ろうとしていたから
俺は、彼女に声をかけた。
俺が彼女を気になり始めたのは...
多分、此処からだ。
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マサイガール - 続き楽しみにしています!! (2018年11月5日 7時) (レス) id: b277440303 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク ミルク(プロフ) - こけしAさん» こちらこそよろしくお願いします!!!頑張ってください!!p(´∇`)q ファイトォ~♪ (2018年9月22日 15時) (レス) id: 7320237da4 (このIDを非表示/違反報告)
こけしA(プロフ) - ミルク ミルクさん» そう言っていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします。 (2018年9月22日 9時) (レス) id: 73f3d20670 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク ミルク(プロフ) - こけしAさん» いいお話しかコメントを残さない主義なんで!無理しない程度にお願いします(*`∀´*)ニカッ (2018年9月20日 19時) (レス) id: 7320237da4 (このIDを非表示/違反報告)
こけしA(プロフ) - ミルク ミルクさん» いつも見て下さりありがとうございます、出来るだけ早く更新出来るように頑張りますのでよろしくお願いします (2018年9月20日 19時) (レス) id: 73f3d20670 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こけしA | 作成日時:2018年8月19日 16時