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14話 ページ14

モトキくんと話した2日後の事だった

「.......Aさん」

ゴミを捨てに外に出た時に
ばったりマサイと会った...偶然だ...。
どうしよ...何を話せば.....

『……あ...ひ、久しぶり...』

「ど、どうも.....」

とりあえず無視は良くない
挨拶をして、早く部屋に戻ろう
そう思った

『...じゃ...またね...』

その時だった

「あ...あの!!」

マサイに不意に手を掴まれた
...普段、男の人に掴まれること....というか
手を握られたりする事が無いから
少しドキッとしていると

「きょ、今日.....夕方から空いてますか...?」

『…へ?』

そう聞かれた。
思わず、間抜けな反応をしたら

「.....前の埋め合わせをしたくて...それで
夕方からでいいので開けてもらえますか...?」

マサイは少し顔を赤くして
でも真面目な顔で、まっすぐ私の目を見て
言ってきた。

...夕方からなら、予定は入ってない
それなら.....いいかな…?

『う...うん...開けとく...』

少し戸惑いながら、そう答えると
マサイは私からと手を離し

「今日は、迎えに行くので
家で待ってて下さい」

照れた顔でそう言った。
部屋に階段で戻っている途中
何故か、マサイの顔をなんだか
見れなくなっている私が居た

.....なんで、ドキドキしてんだよ…...。


「.....あの」

『はっ...あ、何?』

今日のマサイは、不意にきてるな…
...はぁー...心臓がもたないよ...っ...

「.......モトキが前に家に来ましたよね?」

『あー...立ち話だと、あれだし...ね』

...そういえば、モトキくんとLINE交換したな
ま、登録してからLINEしてないけど

「...彼奴.....」

『...?モトキくんがどうかした?』

「あ、いえ」

それから、自分の階に着くまでずっと
ゲームの話をしていた
気が付けば、さっきまでの
気まずさが無くなっていた。


自分の部屋に着いて、マサイと別れると
さっきまでうるさかった心臓の音が
さらにうるさくなり

何故か、マサイの事しか考えられなくなった。

.....少しだけ握られた手も
さっきまで普通だったのに、なんだか
熱く感じてきて...。









私は気付いた。
これ、知ってる...









私は、マサイを男の人と意識し始めているんだ。

『...服、何着ていこうかな...』

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マサイガール - 続き楽しみにしています!! (2018年11月5日 7時) (レス) id: b277440303 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク ミルク(プロフ) - こけしAさん» こちらこそよろしくお願いします!!!頑張ってください!!p(´∇`)q ファイトォ~♪ (2018年9月22日 15時) (レス) id: 7320237da4 (このIDを非表示/違反報告)
こけしA(プロフ) - ミルク ミルクさん» そう言っていただけると嬉しいです!これからもよろしくお願いします。 (2018年9月22日 9時) (レス) id: 73f3d20670 (このIDを非表示/違反報告)
ミルク ミルク(プロフ) - こけしAさん» いいお話しかコメントを残さない主義なんで!無理しない程度にお願いします(*`∀´*)ニカッ (2018年9月20日 19時) (レス) id: 7320237da4 (このIDを非表示/違反報告)
こけしA(プロフ) - ミルク ミルクさん» いつも見て下さりありがとうございます、出来るだけ早く更新出来るように頑張りますのでよろしくお願いします (2018年9月20日 19時) (レス) id: 73f3d20670 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:こけしA | 作成日時:2018年8月19日 16時

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