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takumi side
あの店の前で見かけた時
いつもディスプレイを見てた
Aとこうなるずっと前に俺も見に行ったんだよ
星のネックレス
キラキラしてて派手すぎない
Aに絶対似合うって思ったんだ
プレゼントできる立場に慣れたら買おうって決めてたんだよ
「これ…」
拓「見てたやん、前に」
「そんなわかりやすく見てた？」
拓「うん、店の前から動かへん。じーーって笑 イブの日渡そうと思ったのに。振られたから」
やっぱりあの日のことは思い出すと
Aが目の前にいてもヘコむ
「ありがとう…嬉しい」
いらないと返されるかと思ったが
喜んでくれたみたいでよかった
拓「それずっと付けといて。俺が見つけられるように。絶対すごいアイドルになるから。Aも夢、叶えて。」
自分にも言い聞かすようなセリフ
「いいのかな…こんなっ」
拓「いーの！それで、2年後また会おうよ。絶対」
「…っ」
目に涙を浮かべる君の姿をこのまま見ていたら
きっと涙を拭いてあげてしまうから
見えなくなるようにネックレスを付けてあげる
このまま抱きしめることはできる
抱きしめたい
でもそうしたら
きっと揺らぐから
Aの甘い香りに眩みながら
ネックレスを付けるとすぐに身体を離した
拓「見ててね、ライブ。俺も見てるから、ずっと」
控えめに光る星のネックレスは
Aみたいでよく似合ってた
なにか言いたげなAだったが
「じゃあ、またね」
と一方的に聞かないようにしてこの場を去る
今思ったらあんな重たい荷物こんなとこまで運んで放置するなんて
申し訳なくなって
後戻りしようか悩んだが、進んだ
ゴミ捨て場に放置したお返しだ、と思うようにした
最後にライブでかっこいいところ見せて忘れなくさせてやる
気合を入れるために待機場まで走った
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たじしろ(プロフ) - 一気に読ませて頂きました！読みやすく、また2人のその後も気になります！また別の物語や続編も読みたいなと思いました！Your light完結お疲れ様でした！ (2022年5月20日 1時) (
レス) @page13 id: 1d27b25451 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ(プロフ) - ぺいんさん» 暖かいコメントありがとうございます！続編はまだ未定ですが、また別の物語などあげる予定ですのでよかったらまた読みに来ていただけたら嬉しいです！完結までお付き合い頂き、ありがとうございました！ (2021年10月28日 10時) (レス) id: 0c1d4e3e8c (このIDを非表示/違反報告)
ぺいん(プロフ) - 完結おめでとうございます。何度も読み返していたので最後まで読めて嬉しい反面、すこし寂しいです笑 ちょこさんの文体がとても読みやすくめちゃくちゃ感情移入してしまいました。またいつか、この2人の続きが読めたらな、と思います笑 まずは、お疲れ様でした！ (2021年10月26日 9時) (レス) @page13 id: b5fe4436c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこ | 作成日時：2021年10月24日 15時
