女王〜学園〜HSJ

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先生「授業を始めます。」
日直「起立、礼。」
ｸﾗｽﾒｲﾄ「お願いします。」




心愛「ちょっと、なんであなたはたってないのよ。」

「私？涼介も慧も立ってないけれど…なにかしら？」

心愛「起立って言われてるんだから、立つのが礼儀でしょ？」



「ふーん。じゃあ、さっき私に向かって、ブスだと言ったのも礼儀なのかしら。」


心愛「あんたに向かってはいってないわよ！」


涼「まあな。俺の彼女がブスだと言ったよなー。」


心愛「先生に向かって失礼よ。」


「先生。」


先生「なんでしょう？」


「今の私たちの挨拶は失礼だと感じましたか？」


先生「いえ。感じませんでした。」


心愛「なんで！？」


「はぁ。疲れるわね。」


ｸﾗｽﾒｲﾄ「ちょっと、乙川さん。授業が進まないから、もうやめて？」


心愛「…」

「あと、ついでに言っておくと、私に向かって、この学校のトップは私よ！と、言ったあなたこそ、失礼じゃないかしら？」

心愛「…！くっ。」


「先生、すみませんでした。授業、進めてください。」

先生「いえ、とんでもないです。まりか様が謝ることではないので…」

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