女王〜学園〜HSJ

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私「大ちゃん、どうしたの？」



大「話があってさ。」


私「なんでわざわざ屋上？
ま、いいや。話って？」









やっぱり我ながら演技上手いかも。





大「いじめを無くして欲しいんだ。」








大ちゃんも相当演技派。





面白い…ﾆﾔｯ






私「え？何言ってんの？







私、いじめてなんかないよ？」




大「どう考えてもいじめだろ…！

どれだけ辛い思いしてるか…」







私「意味わかんない。

そんな事言われても…」





大「まりか！！」



私「とにかく、私は何もしてないから。」





大「まりか、この会話、録音してるから。
ネットに流すよ？」




私「どーぞ、ご自由に。

明日には、いえ、流した数分後には、
潰せるし。」




私のスマホに通知音が届いた。


宏太達からの作戦開始の合図。









大「もういいから。






3.」



足音が近づいてくるのが聞こえる。



大「2.」



大ちゃんに近づいて、ある準備をする。









大「1.」









トンっ！！




バシャっ…！！！！！！









心愛「ぎゃぁ！！！！」




私「ふっ、作戦成功〜。」


宏太「やったね。」

雄也「てか、まりかめっちゃ用意周到だね。」

大「びっくりした！傘持ってるなんて！

おかげで泥水かからなかったけどさ…(笑)」







トンっ！の音の正体は傘。




もちろんバシャっ！！は泥水が心愛にかかった音。




心愛「な、なんでっ…！！！！」









私「説明する必要ある？






あっ、でもそっか。









低脳、だもんね？



そうだよね、バカは分かるわけないよねw






しょうがないなぁ…









教えてあげる。」

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