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ベッドの上の亮ちゃんは
顔はまだ青白いものの
穏やかな寝息を立てていた。
両腕には点滴がつけられて
酸素マスクが付いていたけど…
安「亮……！」
ヤスが駆け寄って手を握る。
溢れ出した涙がヤスの頬を濡らしていく。
僕も駆け寄りたい衝動に駆られたけど
グッと堪えてヤスの側に歩み寄る。
大倉はベッドの足元から
亮ちゃんの顔を眺めてる。
目に涙の膜が張ってるのは
見なかったことにしてあげた。
渋やんはちょっと距離を置いてるけど
苦しそうな表情でこっちを見てる。
村「そのまんまでええから
皆話し聞いてくれるか」
最後に病室に入ってきた信ちゃんが
口を開く。
そんなん聞かれんでも
聞くに決まってますやん。
異論なんかないよ。
村「まぁ、座りよし」
泣きすぎてへたり込んだヤスを支えて
椅子に座らせる。
僕はその横に。
大倉は足元。信ちゃんと裕ちんは
僕らの反対側。
渋やんは相変わらずで
部屋の端にあるソファに。
それでも身体は亮ちゃんに向いてる。
何も言わなくても自然と
亮ちゃんを囲んで座ってることが
嬉しかった。
ふぅ……
信ちゃんが短く息を吐くと
変な緊張感が部屋を包む。
僕らは静かに信ちゃんの言葉を待った。
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錦原エリー(プロフ) - なみださん» あ、初めまして笑コメントありがとうございます。凄いと言うのは…？ (2018年1月5日 19時) (
レス) id: c089c44b7c (このIDを非表示/違反報告)
なみだ - 凄かったあ！あ、始めまして！すっげえ！！！！ (2018年1月5日 13時) (レス) id: 9bfcac360a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：錦原エリー | 作成日時：2017年9月8日 23時
