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黒side
話しをすると言って不安げな顔で
二人の元に行ったどっくん。
心配やけど、見守ってあげることしか
出来へんのがもどかしい。
部屋の隅で話し始めた三人。
どっくんは俺らに背を向けて座ってるから表情が分からへん。
す ばるも下向いたまんまやから
どんな顔しとんか分からんねんけど
大倉の口の動きからして、ほぼどっくんしか
喋ってない事が容易に分かる。
急にどっくんが叫んだ。
興奮してるのか息が荒く、肩で呼吸してる
耳を澄ませば泣いてる声。
泣き止む様子はなくて子どもみたいに
泣きじゃくってる。
立ち上がったどっくんの身体が
大きくフラついた。
急いで駆け寄ったものの、どうしたらえぇか分からんで困ってたら
安が支えようとしてして手を伸ばした。
「触らんで！」怒鳴り声に安の手がビクッとした。
多分、初めて安を拒絶した…。
「そんな言い方ないやろ」
何があったか知らんけど
今の言い方はないんちゃうか。
錦「ごめん…大丈夫やで…
ちょっとバランス崩しただけやから」って
絶対ウソやん。
泣いてる時点で大丈夫ちゃうやろ。
ボロボロに泣きじゃくる姿は
いつもと少し違うくて昔の面影がチラついて
思わず抱き締めたくなった。
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錦原エリー(プロフ) - なみださん» あ、初めまして笑コメントありがとうございます。凄いと言うのは…？ (2018年1月5日 19時) (
レス) id: c089c44b7c (このIDを非表示/違反報告)
なみだ - 凄かったあ！あ、始めまして！すっげえ！！！！ (2018年1月5日 13時) (レス) id: 9bfcac360a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：錦原エリー | 作成日時：2017年9月8日 23時
