【募集企画】化学って魔法より素敵じゃない？【本好きの下剋上】

！参加者必読！ 領地の歴史的な ページ15

政変が起こる前は魔力が豊富でたくさんの植物があり、他の領地となんら遜色ない領地でした。
しかし、政変の影響により“負け領地”となってしまったシェンツィアートは魔力が豊富であった貴族達が中央に行ってしまい、魔力が枯渇していきました。
そんな中、1人の領主候補生が声を上げました。
「魔力がないなら魔力を使わない生活を心がければいいじゃない。下町ではそれが普通なのでしょう？」と。
その領主候補生はもちろん、側近たちも優秀で元々の魔術具をどんどんと魔力消費の少ないものにし、少し魔力を注いでおけば平民にも使えるレベルにまでなりました。
最終的に魔力を100パーセント必要とするものは領地の礎と祈念式に捧げるものだけとなりました。

その発展した魔力消費を極限にまで抑えたものを、転生してきた者たちはいいます。
「これはもう現代日本の“化学”とそう変わらない」と。

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