4話 ページ6
ラギーside
『ヒャハハハハ！！俺様はさんはん...さん...』
ﾗｷﾞ｢三半規管？｣
『それだ！！それがつえーからな！！！教師なんかイチコロだぜェ？』
一見、教師をぶちのめそうとする悪いヤツだが、ぶちのめす内容はぐるぐるバットらしい。
『楽しそうだろォ？だが、テメェにはやらせねェぞ？』
いや、別にやりたくないッスけど。
『ハイエナは三半規管がよえーからなァ！！』
オレのこと気遣ってくれてるだけだった。
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話しながら歩いていると、クラス分けが掲示されているところまで来た。
ﾗｷﾞ｢オレのクラスはー...って、前に人だかりが出来て全然見えない...。｣
前でワチャワチャと話してるヤツらが邪魔で、この学園では小さい方のオレには到底見えなかった。
『オイ！！！テメェら！！！』
すると、Aくんがバットを振り上げて声を上げた。
『前で溜まってると見えねえだろうが。見たんならさっさとどけやァ。』
うわー、凄い根性ッスねえ。
不良｢あ？んだテメェはよォ。やんのか？｣
だけど、ここは血の気の多いナイトレイブンカレッジ。
ﾗｷﾞ｢あちゃー、面倒事になりそうッスねえ。｣
オレは少し離れてAくんの様子を見る。
『あんだァ？俺様とやろうってのか。いいぜ、やってやるよ。』
Aくんは喧嘩腰の不良に、バットを突き付ける。
赤毛｢こらキミたち。初日から喧嘩は、｣
『ぐるぐるバットで勝負だァ！！！』
赤毛｢は、？｣
赤毛の人が止めようとしたが、Aくんの口からは喧嘩と言うには生ぬるい下克上が飛び出した。
『んじゃあ俺様からやるぜェ？いーち、にー、』
律儀にバットの周りをくるくると回るAくんを、周りはぽかんとした目で見る。
不良｢て、テメェ、ナメてんのか！？誰がぐるぐるバットなんかで勝負するかよ！！｣
『ろーく、あ？なんだテメェ。俺様に勝てる自信がねェのか？』
Aくんは回るのを止めて、不良へ向き直る。
不良｢ちっげぇよ！！んでぐるぐるバットなんだよ！！｣
『喧嘩っつったらバットだろ！！』
不良｢そうだけど違ぇんだわ！！！｣
もはやコントみたいに繰り広げられるAくんと不良の会話に、周りは呆れた目で見つめる。
赤毛｢はあ...キミたち、仲がいいのは分かったけれど、他所でやってくれるかい？クラス表が見れない。｣
ごもっとも。
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くるみ - 可愛すぎて「かわいい、、きゃわ、、きゃわわ、、」しか言えなくなりました。この夢主君のおかげで新地開墾されました。犬(系)男子最高🤦♀️🤦♀️🤦♀️ (9月4日 1時) (
レス) @page12 id: b3862cde2f (このIDを非表示/違反報告)
眠(プロフ) - 可愛いかよ最高ですケヒヒ (8月22日 22時) (レス) @page12 id: bd711603c0 (このIDを非表示/違反報告)
泉谷(プロフ) - 夢主君可愛すぎて墓建てちゃった（） (6月26日 12時) (レス) @page11 id: 40711c1c00 (このIDを非表示/違反報告)
空 - 生暖かい目とはこの事か、、、加護欲というか母性が湧き出しました最高です (5月18日 13時) (レス) @page10 id: a5aed66fc3 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - 思わずニッコリ (5月10日 21時) (レス) @page1 id: 4dffd0e6b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2023年4月15日 3時
