ニジュウリンメ ページ21
芝健SIDE
今、Aと歩いている。
『で、そうなったんですよー!』
芝健「…」
『…どうしたんですか?』
芝健「っああ、べ、別に!?何でもないよ!?」
意識してしまう。今日は木曜日。遊びに行くのは土曜日。つまり、1日しかない。色々な準備ができていない。
『なんかやっぱり…何かありましたか?』
この様子だとまだ携帯を見ていない。
芝健「本当に何もないよ!」
『本当ですか??』
芝健「うん!絶対に!」
『ふーん…』
…Aの部屋か。どんな感じなんだろう。
どんな本とかCDがあるのかな。
前、洋楽も聞いてるって言ってたっけ。
カーテンとか、机とか、どんな色なんだろう。
やっぱり、女子っぽくピンクとか、黄色とかかな。
芝健「って!!あぁ!!」
『!?や、やっぱり何かありましたよね!?!?』
芝健「何でもない!!何でもないよ!!!」
『嘘!絶対嘘だ!!何ですか!?私ですか!?』
芝健「ちょっと思い出しちゃっただけ!!」
『何をですか?ダンスではないですよね!?』
芝健「うん、違うよ!テストテスト!!」
『ああ、なら良かったです…』
駄目だよな。こんな事考えるのは。完全に変態だ。…でも、やっぱり考えてしまう。
すると、ある事に気がついた。
芝健「あ!!!!」
『ここ、今度は何ですか!?』
芝健「ジャージとチャリキー忘れた!!」
『えー…』
芝健「お願い…引かないで…」
『…取りに行きますよ。』
芝健「え?別に先行ってていいのに。」
『いいんです!別にお喋り相手がいなくて暇ですし。』
芝健「ありがとね。」
『いえいえ!早く行きましょう!』
気付けばよかった。いや、気付くはずがない。
絶対にバックの中に入れたんだ。
だから、これは…
➖別の教室➖
まり「よし。来る来る!」
まさ「今のところ順調だね!」
まり「今更やけど、付き合わせてごめんな…」
まさ「いいのいいの!」
まり「後は、計画通り、よろしくな!」
まさ「うん。なんか恥ずかしいけど。」
まり「お、俺の方が何百倍も恥ずいんやけどな…」
まさ「?じゃ、なんでやるの??」
まり「…あいつら2人見てると、ムカムカしてくるねん。」
まさ「ほお。」
まり「だから、とっととくっ付けてスッキリさせようってわけ!」
まさ「まりん、それ、多分…」
まり「?」
まさ「いや、後で言うよ。」
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リッシュ(プロフ) - もし来てて、待っててくださってる方いたら報告です。ここのパスワードを忘れてしまいまして、『もう一度、あの花を』ってタイトルのところに続き書いてます、本当にごめんなさいです。まあ、もう来てる方いないと思いますがw (2019年2月26日 23時) (レス) id: 63c5fbfa30 (このIDを非表示/違反報告)
リッシュ(プロフ) - あの、まだここにきてるって方います? (2019年2月6日 18時) (レス) id: 63c5fbfa30 (このIDを非表示/違反報告)
李琥(プロフ) - 待ってましたー! (2018年6月30日 18時) (レス) id: a4dc8fc271 (このIDを非表示/違反報告)
みい - 頑張ってください! (2018年6月18日 17時) (レス) id: 7b5dea59e2 (このIDを非表示/違反報告)
みい - 大丈夫です!!待ってます! (2018年5月27日 16時) (レス) id: 5e0a50fdda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:凛々 | 作成日時:2018年1月23日 20時