episode 1 ページ3
俺は,五十嵐 A。
今回アメリカの中学から,日本の高校へと留学・・・ と言うより帰国して出身国の高校に進学する。名は帝丹高等学校。
父母が不慮の事故で他界し,幼子の時から一人で過ごしてきた俺は母が何故か残していた異常に莫大な遺産を手に出身国である日本に戻ってきたのだ。
元々俺は人付き合いが得意なほうではなかったが両親が他界してからはそれにますます拍車がかかり中学では今や一匹狼だったのだ。
日本といえど,完全に安全であるとは言いがたい。
日本に来た理由としては,ただ帰ってきたかったという気分的なものもあるが実を言うともう一つあるのだ。
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Aside
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黒の組織――――
俺は何故か常に黒衣を纏う謎の組織に付きまとわれてきた。
理由は分からない。
ただ,本能的に危険だと何かが訴えかけるのである。
その本能に従って逃げてきた。本当の理由はこれに限る。
俺はその黒のメンバーを1人知っている。その名は・・・
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ベルモット――――
思考の湖に沈みかかっているとき,体に衝撃が走り強制的に現実へと引き戻された。
?「ああぁっっ!! ごめんなさいっ!」
立ち上がってガバッと頭を下げてきた,俺に当たった女子生徒。
A「ボウっとしていた俺も悪かった。大丈夫か?」
?「ふぇっ!? だ,大丈夫ですっ//// すいませんっ」
A「ひざ。 血ぃ出てる。」
俺は黒いハンカチを取り出し,彼女に渡した。
?「え?あっ ありがとうございますっ! 私,毛利蘭っていいます!ハンカチ,ちゃんとお返ししますねっ!」
蘭は,少し顔を赤らめながら走り去っていった。
(おい。俺がどこの誰か分かってんのかよ・・・・)
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貴女が転校する前の蘭との接触episodeっす!
序章みたいなもんなんで軽〜く,ほんと軽〜く流しちゃってください。
8人がお気に入り
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maya*(プロフ) - まあ…新しい作品楽しみにしてますね!!v(*´>ω<`*)v (2017年12月16日 4時) (レス) id: 6f9da94116 (このIDを非表示/違反報告)
maya*(プロフ) - 目次のとこものすごいわかるんですよ…ありがとう…お気に入り作者にありがたくいれさしてもらいます!あ、名前なんか似てない…?チラッ(/ω・\)読み方が一緒だぁぁぁぁぁ!!……パクってないですよ!?信じて!!! (2017年12月16日 4時) (レス) id: 6f9da94116 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:魔耶 | 作成日時:2015年8月19日 15時