兄好きな長女 3 (ページ20)

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120話ページ20

味方を呼ぶ暇も無く始まった喧嘩

私はエマと真にぃを守るように戦う

キリがない……
武器を持ってる人もいる

『意気地無しの雑魚共が。武器捨ててかかってこい。』

睨みつけ吐き捨てる言葉

エマと真にぃを見ると後ろから人が飛びかかっていた

鉄バットを振り絞ってる

『危ない……！！！！』

バッと2人に覆いかぶさりバットをモロに食らう

痛い

エ「A……！！！」

『いって……くっそ！』

殴ってきたやつを蹴り飛ばす

やばい……

人を呼ばなきゃ

急いでメールを送る

圭介くんが1番上に表示された

《もーるかえるみちおそわれなけがした》

と入れた

千冬が居たら伝わる……

そう考えながら2人に覆いかぶさり続けた

イザナにぃも流石に辛いようだ。
お兄ちゃんも疲れてきてる

少しすると

バイクの音が聞こえてきた

ゴキ……いやそれだけじゃない

場「ここに居たのか。分かりにくい文だぜ」

千「解読したの一虎くんじゃないすか……」

虎「俺の手柄じゃん！」

後ろにはもっといる

ア「Aちゃん怪我まみれ……！大丈夫？」

ス「あぶねぇ事すんなヨ」

スマイリーにアングリー……

優しい

みんな助けに来てくれた

ド「A！！！大丈夫か？！」

近寄ってきて抱きしめてくれる

『痛いかな……えへへ』

無理しちゃったと笑う

ド「馬鹿……後は俺らがやる。無理するな」

頼もしいなぁ……