ん？恋愛ゲーム？【d!】 (ページ9)

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後日ページ9

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『やあおはようシャオロンくん。気分はどうだい？』

「最悪…です」

『そうかそうか……ﾌﾌﾌw』

思った通りの反応をしてくれるシャオロンに、【いやぁ、愉快愉快。】とつい笑ってしまう。

……はやく鬱来ないかなー。こんなに早く学校来てほしいと思ったん初めてやわ。

「おはよー、Aさん」
『お、鬱くんじゃないか。気分はどうだい？』
「最高です」

もっと嫌そうな顔をするかなと思ったのだが、【朝から貴女という素敵な女性に話しかけていただけるなんて……】といつもの彼となんら変わりなかった。

つまんな。

「あ、せや。Aさん、ちょっと今時間無いからアレやけど、昼休み屋上に来てもらえませんか？」
『……？』
「伝えたいことがありまして」
『了解』

なんだろう、ムズムズする。いつも敬語じゃないからもっと嬉しいのかと思ったけど、何だこいついつも通りすぎておもしろくない。
っていうかさん付けのほうが違和感なんだけど。

「なぁAwシャオロンばりおもろいwww」
「ゾムさん、誠に恐縮ですがお黙りいただけませんか？」
「シャオちゃん似合わないねw」
「ひとらんさん、そんなに面白いですか？申し訳ありませんがご逝去なさると非常に幸いなのですが」

あかん日本語おかしいやろシャオロンw

「僕も交ぜてー！」
「大先生、敬語」
「ちょっとお前らには使いたないかなすまん」
「なんやと！？Aとどこがちゃうねん！」
『おいコネシマ私と君たちを一緒にすんな』

なんだかんだでいつもと変わらない彼らに笑ってしまう。さすがやな、君ら。

私は一日シャオロンをニヤニヤしながら見ていたわけだが、彼の場合いつもと変わらないなんてことはなかった。

なぜか同級生にまで敬語を使うシャオロンにどの教科の教師も怪訝な顔をした。

普段彼が嫌っている教師に敬語で話しているシャオロンは本当に嫌そうな顔をしていた。
……普段から敬語使えよ無礼者め。

ただ、そこまでして昨日の命令を守る意外と誠実なシャオロンにちょっと好感をもった。そういうとこ、嫌いじゃないよ。

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ごめんなさい作者国語(も)にがてなんです。
尊敬語ってなんだろう((

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