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天馬｢うわぁーっ！先輩の腕、すごい筋肉ですねぇ！！｣
井吹｢まぁバスケやってるからな｣
信助｢カッコいーっ！！｣
葵｢先輩！お茶どうぞー｣
井吹｢あぁ、サンキュ｣
…どうしてこうなったのでしょう
やばくないこれ？！絶対ヤバいよね？！？こんなの部長に見られたら私絶対退部だよ？！
井吹｢お前ら全員一年か｣
天馬｢はいっ！明日練習試合なんです｣
井吹｢奇遇だな、俺らも明日練習試合なんだよ｣
輝｢えーっ！！先輩が試合してるとこ見たーい！｣
井吹｢そうか？じゃあ今度、試合見に来いよ｣
輝｢えっ？！いいんですか？！？ やったー！！｣
……なんかみんな先輩と仲良くなっちゃってるし
貴｢せ、先輩！！！今すぐ早急に体育館へ向かって下さい！！｣
井吹｢わーってるよ、もう行くって。じゃ、またな｣
信助｢さよーならーっ！｣
天馬｢また来て下さいねー！｣
もう来なくていいからね？！ なにまた来てとか言ってんの？！
貴｢先輩っ！急いで下さい！！;;｣
井吹｢何そんな急いでんだよ｣
貴｢だっ…だからぁ！！うちの部長が先輩に差し入れを渡す為にもうとっくに体育館に向かったんですよ！！｣
井吹｢はぁー？お前、昨日言ってくんなかったの？ 俺あいつのこと苦手っつったじゃん｣
貴｢いっ、言えるわけないでしょう？！｣
井吹｢なんでだよ｣
部長はアンタのことが好きだからに決まっとるだろうがぁー！！！この鈍感！！！
…と言ってやりたい(言えませんが)
貴｢とっ、とにかく！！早く行って下さい！！ あ゛っ！！あと！サッカー部のみんなと差し入れを食べて時間をロスしたことは絶対部長には言わないで下さい！！！;;｣
井吹｢はぁ？なんで？｣
貴｢なんでも！！！;;;｣
お願いだから早く行ってくれぇええ！！！
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作者名：タケ | 作成日時：2018年4月12日 1時
