23話 ページ24
『なぁ、サッチ。聞いてくれ』
「お？なんだ？」
『近いうちに世界が恐る戦争が始まるかもしれない』
ぼんやりと見えたのは海軍本部だった。海軍と誰かが戦っている
私もその戦いに出ていて、何かに涙していた。はっきりと見えないが、血が見えた。誰か守れなかったのだろうか
それは誰だ。はっきりと見えそうな時目が覚めた
『そして、何百人何千もの命が奪われるだろう』
サッチは驚いた表情をする。戦争とはそう言うものだとAは言う
そんなAをみてサッチは問いかけた
サ「A…これからどうするんだ？」
(夢だとしても泣くのはもうごめんだ。泣くと言う事は私の身近だろう。だから守るんだ)
Aは少し考えるフリをして答えた
『そうだな。その戦争を命をとして、終わらせる。
きっと、守れない者もいるだろう。だけど、少しでも犠牲者を減らさなくてはいけない』
「自分の命ぐらい大事にしてくれよ...」
『善処するよ』
私の頭の中で過去に思った事がよぎった
私は海兵として育てられた
海賊は悪い者だと、海軍は民を守る正義の味方だと
そう教えられた…けど、見てしまった
海軍が罪のない人を殺した所を、それからは何が正しいか分からなくなってきた
ふと、思った事があった
海賊も海軍も同じ人間なのになぜ殺すのかと
それを聞くのが怖くて聞かなかった
海賊は悪い者確かにそうかもしれない。
けど、助けてくれた海賊もいた。自分より仲間の命を大切にする人もいた。
全てが悪い訳ではない気がする
海軍にも悪い者もいるのだから
稼いだ金で遊びまくり挙げ句の果てには借金まみれ、罪のない人を殺害、無理に金を引ったくる…これが正義の味方？と疑ってしまう
だが、正義の味方とて、欲望には敵わない
だって同じ人間なのだから
人の考えは変わるはずがないんだ
私は海賊の命…民の命もまもれないのだから
「おい！最近ぼーとしてるが本当に大丈夫か？」
『あぁ。本当に悩み事が多くてな』
「早く解決しろよ」
『勿論そのつもりだ』
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江華(プロフ) - 泡さん» ありがとうございます！めっちゃ励みになります！ (2020年4月9日 14時) (
レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - とても面白いです！これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2020年4月6日 14時) (レス) id: ce33bd9ddd (このIDを非表示/違反報告)
江華(プロフ) - akane10746さん» ありがとうございます！！こちらこそよろしくお願いします！！ (2019年11月8日 16時) (レス) id: 7bea1ecf22 (このIDを非表示/違反報告)
akane10746(プロフ) - めっちゃ面白いです！今後の展開楽しみです。更新頑張ってください！！！ (2019年11月8日 0時) (レス) id: 8b6a55d887 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江華 | 作成日時：2019年8月9日 0時
