9話 ~過去編~ ページ10
夢主side
私は忌み嫌われている。なぜなら、メデューサだからだ。
"目を合わせた対象のものはなんでも石にしてしまう"私は、人々に気持ち悪がられた
結果、私の周りには誰もいなくなった
誰もいない毎日。話し相手も、小動物や私の正体を知らない人だけ。ちなみに、私の正体を知らない人は、いつのまにか来なくなる。理由は、この町の人が私の事をそういう人に言ってしまうから。
だから、結局、話し相手は小動物しかいない。
そんな日々を不老不死の私は、つまらないのを承知で過ごしていた。
しかし…今日は違った。
予想外すぎた。
強い風が吹き、外が少し気になって窓越しに覗くと、家の門の目の前に男の子が立っていたのだ
はじめは、薔薇のアーチに見とれていたのかとおもったが…
数分間入り口を凝視しながらずっと動かなかったので私は仕方なく玄関から外へ出た
もし、私を殺そうものなら石にしてしまおう
そして、隠ぺいの為に石となった男の子を破壊しよう
私はそう心に決め、恐る恐る男の子に問うた
貴「あなた、誰?」
18人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
酒夜月(プロフ) - 続きが凄く気になります!(*´ω`*)楽しみにしてます!!(^_^) (2018年1月10日 23時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:時雨*絶望少女 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年10月16日 17時