15話 ページ16
夢主side
貴「帰らないって…?」
ステ「今日は君といようかなって。駄目かい?」
えええ!?
"駄目かい?"で済まされる問題では無いような…
貴「まあ夜だし…じゃ、今回は特別に泊まっていいよ」
私は空き部屋を作るために、リビングで待ってるようにスティーブンを促した
ステ「ありがとう」
貴「本っ当なに考えてるか分からないなぁ…」
心で思ってることがついつい口に出てしまった
すると
ステ「それ、よく言われるんだ」
と言った
貴「あぁー…なんかまずかったよね。ごめん」
ステ「いいや、そんなじゃないさ」
不意に彼のお腹が空腹を訴えたようだ
ステ「あー…お腹すいちゃったみたい。何か食べたいんだけど…」
貴「何か…?あ、冷蔵庫見てくる」
私は急いで冷蔵庫の中を確認すると、ケチャップとチーズと野菜がいくつかあった。床下の保存する所には米がある
貴「リゾットなら作れるけど…」
ステ「それで十分さ!!」
貴「…分かった」
まあ、リゾットもどきなんだけどw
****数分後
貴「はい、熱いからね」
ステ「ありがとうー」
リゾットもどきの完成w
こいつ、美味しそうに食べるよなぁ…
眺めていると彼に"食べないのかい?"と問われた
食べなくても良いんだけど…と答えようとしたら口に、熱々のリゾットもどきが乗ったスプーンを突っ込まれた
貴「ん…っ!?」
ステ「ちゃんと食べなきゃ。倒れちゃうよ?」
貴「はいはい…」
本当は食べなくても良いんだけどね…w
これがこのリゾットもどきの原点だ。
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酒夜月(プロフ) - 続きが凄く気になります!(*´ω`*)楽しみにしてます!!(^_^) (2018年1月10日 23時) (レス) id: 5d4c43be81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:時雨*絶望少女 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年10月16日 17時