死神少女の初恋 (ページ14)

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１１話ページ14

夢主side

貴｢ふう…。大方、魂は回収できたな｣

あとは、ブラッドブリードやらの残り1人のみ

貴｢今回も楽勝だろう｣

私は大鎌を構えた

ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾌﾞﾘｰﾄﾞ｢威勢の良い小娘だな｣

貴｢あーあ、おとなしくしてくれれば痛い目に遭わせずに冥界へ送ってあげたのに｣

本当にこんなやつが面倒なのだ

ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾌﾞﾘｰﾄﾞ｢余裕をかましているな。これはどうだ?｣

ブラッドブリードは攻撃を仕掛けてきた

貴｢はあっ!!｣

全力で避けるが、攻撃は私の身体をかすった

ふむ…前言撤回…。今回は一筋縄ではいかないみたい。

貴｢くらえ｣

影で作った剣が黒い鉄の雨となってブラッドブリードを刺す。そして突き刺さった剣はブラッドブリードの身体をえぐる

ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾌﾞﾘｰﾄﾞ｢ぐっ…｣

貴｢どう?痛いでしょ?｣

しかし…

ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾌﾞﾘｰﾄﾞ｢甘いな｣

なに!?

身体が再生した…!?

貴｢なら、身体の再生が間に合わないように攻撃を続ければ良いだけ｣

私は大鎌で直接叩くことにした

まあ、半分肉弾戦ね

貴｢うりゃああああ!!｣

どんどん斬りつける

ﾌﾞﾗｯﾄﾞﾌﾞﾘｰﾄﾞ｢なかなかやるな。だが…｣

え?

一瞬、私の思考が停止した

貴｢ガハッ…｣

なんとブラッドブリードの攻撃が私の身体に貫通していた

貴｢クソがっ…｣

運悪く、攻撃は太い血管を傷つけていたので出血が酷かった

意識が朦朧とする…

次の瞬間＿＿＿＿

見覚えのある奴と氷が目の前に広がった

私は意識を手放した