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3 亜嵐side ページ4

?「たっだいまー♪」

しばらくしてあいつが帰ってきた。

帰ってきたからには俺らも少し距離を置かなきゃ行けない

まぁ、完璧に距離を置かなきゃ行けないのは

龍友くんとメンディーくん、玲於の3人。

多分しばらくしたらまた誰か敵になるかもしれない。

Aを守りたい気持ちが強い俺らからしてみれば

ハラハラの連続...。

もしかしたらまた俺かもしれない。

このいじめが始まった時、

俺はAの敵だった。

一生懸命ねだって今は、味方側。

玲於と龍友くんなんて、最初は味方だったのに...。

あの時は、ひどい事ばっかり言ってた。

思っても無い言葉をつらつら並べて...

罵倒して...。

歌上手いのに反対のこと言わなきゃいけなかったり、

ダンスだって裕太くんや玲於たちのお墨付きなのに

調子乗んなとか言わないといけなかったり、

裕太くんも最初は敵だったから、

お墨付きの一番弟子を罵倒するのが辛かったと思う。

その度に涙目になるAを見過ごせなかった。

大好きなのに...うざいとか言うの耐えられないでしょ?

俺、あん時何回泣いたんだろう...。

家帰ってAに電話して泣きながら謝って...。

涼太「寧々花、今日の予定は?」

寧々花「んー?何だっけー亜嵐くん」

予定、忘れる度に俺に聞いてくるこいつ。

よくこんなのがマネージャーやってるよね。

「今日は、Aと俺と
玲於とメンディーくん撮影ある。」

玲於「はぁ、ハイローかなんか?
やなんだけど」

メン「いい加減にしてよ
いつも何かしらやらかしてんだから。」

メンディーくんって演技あれだけど
頑張ってるねキャラ作るの。

隼「そこまで言わなくてもいいじゃん!
玲於もメンディーさんも!」

龍友「...筋トレ行ってくるわこれ以上お前の顔見た無い。」

って言ってAを見て睨んだ龍友くん。

その背中は...悲しそうだった。

裕太「撮影あるんならはよ行っておいで?
俺も、筋トレ行ってくるわ」

玲於「っち。迷惑かけんなよ」

『...。』

寧々花「玲於が言ってくれてんだからなんか言えよ。
あ、私も着いてくから安心してね」

『、、、先行ってる。』

「え?A...」

寧々花「...亜嵐くんもこっち側になれば?」

絶対揺らいでやんねえ。

寧々花「...無視?お父さんに言うよ?」

っ。ズルすぎる...

なんかいい方法ねぇのかよ...

A...ごめんね...。

必ず、助けてあげるから...。

恨まないでね...。

寧々花「忘れ物した!先行ってて!」

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作者名:Yui | 作成日時:2019年7月20日 22時

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