18 亜嵐side ページ19
ハイローの撮影が終わって
怪我させられたAを暗くなって
家まで送ろうとしたら
家に着いたのになかなか帰ろうとしないA。
すると、下向いて俺の服掴んできた。
可愛くて帰したくなくなるんですけど...。
でも、理性を抑えて...。
「家着いたよ?」
『うん…』
「帰らないの?」
『...帰る』
一向に動こうとしないAに
不思議に思いながら次の言葉を発しようとしたら
『亜嵐くん家に帰る。』
「へ?」
急に突拍子もないこと言い始めた紅一点。
『ダメ?』
いや、服掴みながら
上目遣いで聞かれても困るんだけど…
「…俺、男ですけど…?」
『知ってる。ダメなの?』
さらに首まで傾げてくんなバカー!
「うっ、いい、けど…」
『やった笑
早く行こ』
...良かったのか、これで…?
ちょっとして、俺の家まで着いた。
『お邪魔しまーす』
「はいどうぞ〜」
...今がベストタイミング
「...A」
『何ー?』
来るなりソファーに腰掛けて
俺の呼び掛けに反応したA。
「あの、さ」
俺もその隣に腰掛けて
「俺、Aのこと」
たどたどしく歯切れ悪く話してる俺に
相槌を打ってくれるA。
「好k プルルルルル
いや、今いい雰囲気だったじゃーん(困)」
誰かと思って見たら
「涼太?
もしもーし、お疲れ〜」
涼太〖…お疲れ〗
え、なんか元気なくない?
疲れすぎたのかな
「...涼太なんか元気ない?」
隼〖亜嵐くん!〗
「うお、ビックリした笑
どうしたの?2人して」
涼太からの返答を待ってたらまさかの隼が登場
いや、心臓に悪い笑
その後、色々話を聞いてたら寧々花の妹が
コネでGENEに入ろうとしてるらしい。
それで、脅されるかもしれないから
Aの傍にいてあげて欲しい…って。
隼がAを助けたいって言って
返す言葉に悩んでたら
Aが俺のスマホを奪い取って言った。
『そんな気使わないでよ』
スピーカーにしとくと口パクで言われ
2人の返しを待った。
涼太〖何で、A居るの?〗
まぁ、そりゃそうなるよね苦笑
続く (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←17 寧音side
54人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Yui | 作成日時:2019年7月20日 22時