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俺とジュリウスはナナをサポートしつつアラガミを掃討して行った。




ジュリウス「……… さすが、と言ったところだな。」



全てのアラガミを喰らった俺は、ジュリウスの言葉に振り向く。



ナナ「ジュリウス、それどういう事?」



ジュリウス「あぁ、アルビリオンはロシア支部の中でもある一つの小さな支部を



1人でアラガミを掃討していたんだ。」


ナナ「……… って事は、1人で一つの区域を守ってたの?」




ふん、それがなんだと言うんだ。



最前線の極東支部に比べたら、あんな所ただの触れ合い動物園だ。



寧ろ、コイツがこんなにもワガママになったのは





あそこに出現するアラガミ共が弱過ぎたせいだな。





『…………………』



アル「うるせぇ、お前のせいでブラッド配属を仕方なく受けてやったんだよ。


少しは感謝しろよ。………… は?最初の飯がオウガテイルじゃ不満も出る?





とことん我儘な女だな。」



…………… やべ、ついこいつがうるせぇから声に出てた。



ジュリウス「……… おまえ、まさか、」



ナナ「誰と喋ってたの?アル〜」





アル「だから、ファーストネームで呼ぶなって言ってんだろ。



こいつがうるせぇんだよ。他の女に呼ばせんなって。」


ナナは不思議そうな顔をして首を傾げる。



ああもういい。隠す必要も無いしな。




アル「こいつってのはこれだよ。神機のこと。




神機が生きているってのは知ってるか?





俺様の神機は特に凄くてな。生きている上に意思があるんだよ。



それで俺様と意思疎通をしてるってわけ。



ご大層な事に俺様に名前を付けろだなんて言いやがってな。

適当にディオナって名前にしたんだ。」




【適当】という言葉に反応するように、ディオナは俺にオラクル細胞を突き刺してくる。




アル「いって、……… お前!調子に乗るな!



分かった。俺様が悪かった。これで満足か?」




『……………… 』



はぁ?許して欲しいなら愛を囁け?



冗談じゃないぞ。




ナナ「ねぇ!ディオナちゃんはどんな子なの?」



ナナが目を輝かせながら俺に近づくと、ディオナは更に怒り始める。



アル「ディオナは女嫌いなんだよ。



特に、俺様に近寄る女は嫌いなんだとよ。」

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作者名:アルビリオン | 作成日時:2017年10月6日 8時

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