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理解不能 ページ6
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映像が流れ終えたが、ロキはさっぱり理解できずにいた
というか映像の意味は分かるが、とても現実だとは思えなかった
趣味の悪いイタズラでもかけられている気分だ
ロ「ふっ、タイムキーパー？神聖時間軸？
誰がこんなデタラメ信じる」
そんな言葉を口にしていると、先ほどから前にいる男が
今度はまた、別の係の男と言い合っている
どうやら、チケットを持っていないため引き留められているようだ
「ちょっと、、、」
男「あいつがチケットくれなかったんだ！
俺はくれって言ったのに！！」
「チケットを」
男「うるさい！俺に指図するなバケツ頭！」
係の男はうんざりしたように、長いステッキのようなものを持って、先端の光っている部分で騒いでいる男に軽く触れた
すると、まるで内側から溶けてなったかのように
喚いていた男は跡形もなく消え去った
次はロキの番だ
ロキは二の舞になりたくなかったので
必死で先ほどのチケットを探した
幸い、無意識にポケットに入れていたようで
無事にチケットを見つけられた
次の扉を開ければ、裁判が始まる
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作者名：ゆゆり | 作成日時：2023年10月7日 23時
