顔は同じで中身は真逆 another story

陸 end 2 ページ7

今すぐ、伝えたい

私は陸様に一刻も早く伝えるため全力で走った

でも、どこを探しても見つからない


〜誰かがAを後ろから抱きしめる〜


陸「どこにいたんだよ！

ったく、心配させんな」

『陸様！！

すみません、陸様を探してて』

陸「俺を？なんで」


ちゃんと、伝えなくちゃ


『陸様、お話がございます

私は、今まで何度も陸様に
好きだと、そう言ってきました

その度に、もう忘れると、忘れる努力をすると
そうも言ってきました

ですが、ダメなんです

忘れようとしても、忘れられないんです

陸様から離れても、考えないようにしても
どんな事をしても

やっぱり、わたしは』





陸「忘れられないようにしてやるよ」





〜陸がAにキスをする〜





『、、、え？

今、、、えっと、り、陸様？』

陸「そう簡単に忘れられてたまるかよ

何年も俺だけを見てくれてたから
正直、それが当たり前になってた

Aが俺を見なくなって
やった気付いたんだ

妹なんかじゃない
椿のことも、なんとかしてみせる

だから、もう忘れるなんて言うな」





『陸様！！』





陸「ずっと一緒に、いろよ？」





『はいっ！！』

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