顔は同じで中身は真逆 another story

陸 end 1 ページ6

顔は同じで中身は真逆 2nd
ページ7 ライバル宣言にて

Aが逃げた後からです





どうしよう、、、
まさか大雅様があんなこと


ファーストキス、だったのに


輝「A？どうしたの？」

『輝之進様、、、私』


訳も分からない涙が、勝手に溢れ出てくる


輝「え？な、ど、どうしよう

とりあえず入って！」

『ありがとうございます』





輝「はい紅茶、ストレートでいいよね？」

『覚えててくださったんですね』

輝「もちろんだよ、それで？何があったの？」


私は全てを話した
猛との関係は、陸様を忘れるために始まった
偽の恋人だということ

大雅様にキスされたこと

先程の、陸様と猛の言葉も


輝「そっか、そんなことが

何で、三人がそんなことを言ったのかわかる？」

『大雅様の言葉は、しっかりと分かっています

ですが、猛とは仲は良いですが偽の関係だし
陸様には椿様がいますし

分からないんです
だから、どうしたらいいのか』

輝「そっか、陸と相良くんには
直接はっきりと聞くべきだと思うよ

Aはさ、誰がよかったの？」

『誰がよかった、とは？』

輝「ファーストキスの相手」

『それは、、、っ！！

私ダメですね
やっぱり、そう簡単に忘れられないみたいです』

輝「その反応だと、陸か

良いんじゃない？無理に忘れなくても

心から人を好きになるのってさ
結構、難しいことなんじゃないかな」

『輝之進様、、、

私、もう一度だけ伝えてきます！

それで、今度は忘れませんって言います！

私の思いが届かなくても
陸様が誰と一緒にいても

好きな気持ちに変わりはないって

そう、伝えてきます！』





輝「うん、頑張ってね！」

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