大雅の勇気 ページ9
椿「何の用よ、私だけでなく
陸や達成、輝まで呼ぶなんて」
大「すまない、大事な話があるんだ」
大雅は、全員の前で全てを話した
本当は、全て自分の責任だということ
陸に罪はなく、むしろ椿を助けたのだということを
達「そうだったんだ」
輝「なら、陸は、、、」
陸「知ってた」
大「え、陸、、、ならどうして」
陸「そのせいで、お前が苦しんでるのも知ってた
だから、黙ってた
まぁ、火遊びでやらかしたのは
俺も同罪だしな」
椿「陸、、、ならどうして」
陸「たしかに火の方は大雅が原因かもしれない
でも、椿の事は、、、
俺がもっと早く動けば助けられた
だから」
大「陸！！！
俺はさ、何やってもいつもお前には勝てなくて
Aのことも、どう頑張っても俺じゃダメで
いつもコンプレックスを感じてたんだ
だからさ、頼む」
〜大雅が土下座をした〜
「「なっ！！」」
大「頼む！！
俺にはさ、Aの幸せの手助けをする分の
勇気しかないんだよ！
無理に結婚して苦しめるのも
思い合ってる二人を引き裂くのも
そんな勇気俺にはないんだよ！！
椿、頼む！！！
Aを、二人を
そして、陸を！！
自由にしてやってくれないか！！」
椿「っ、、、大雅
御曹司が土下座なんて
恥ずかしいからやめなさい
Aはね、私にとって妹みたいなものなの
陸を好きでも、何も言わずにいたし
Aが苦しんでる時は、支えてきた
そんなAが苦しむなんて
誰かに苦しめられるなんて
それが誰であっても許さない！！
それが、私であっても」
陸「椿、、、」
椿「あんな男嫌いよ
何がいいのか、1ミリも理解できない
それでも、幸せなら
見届けてやるわよ」
大「、、、じゃあ！！」
椿「大雅、縁談は破棄しなさい
あぁ、そうだ」
〜椿が陸と大雅を叩く〜
椿「あなたたち！！
二人が私を好きじゃないなら
私も二人を好きじゃない
私が一番じゃないなら
二人だって一番なんかじゃない
私は、、、私を一番好きな人が好き
だから、二人ともいらない！！
誰とでも、好きに生きなさい
私も、好きな人と生きる！！」
陸「椿、、、ありがとう
大雅、、、大雅も」
大「ありがとう！！」
〜椿が部屋を出ようとする〜
大「待って！！
実は、もっと大事な話が
というか、頼みがあるんだ」
椿「なによ、これよりも大事な話って」
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ゆゆり(プロフ) - 良ちゃんさん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえるなんて、凄く嬉しいです^_^ (2019年8月14日 8時) (
レス) id: 808207751d (このIDを非表示/違反報告)
良ちゃん(プロフ) - はじめまして。面白くて一気に読み終わってしまいました！ (2019年8月14日 7時) (レス) id: 2652916fe0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆり(プロフ) - セシルンさん» 短編いいですね！コメントありがとうございます！！ (2019年6月26日 17時) (レス) id: db8e67a3ae (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - こんにちは！この小説が終わったら続きの物語の短編とか作ってみて欲しいです！ (2019年6月26日 17時) (レス) id: 9d54d83454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆゆり | 作成日時：2019年6月25日 17時
