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SC「怖いんだ、人が」
『うん』
ゆっくりと言葉を繋いでいるのを聞く
SC「何かわからないけど不安がいつもあって、ステージに上がるのも無理で」
「そんな自分のことが、嫌い」
声を震わせ、大きな身体が小さく見える
『自分のことが嫌になる時もある』
『けど、貴方を好きな人がたくさんいることを忘れないで』
『大丈夫』
『1日また1日、過ごしていく内に少しずつ良くなるから』
スンチョルさんは目を抑えている
少しでも心を楽にして欲しい、
幸せな日々を送って欲しい、
心からそう思う
SC「っありがとう」
涙ぐむ声でそう言う彼は会った時よりも表情が柔らかく、
少しだけ光が差し込んだ気がした
そのまま疲れてしまったのか寝てしまった彼に毛布を持ってくる
毛布をかけ、起きないかと顔を見ると涙の跡目に入る
『頑張ったね。すごいよ』
小さな声でそう言う
部屋にブーブーという音が聞こえ、音のなる方へ急ぐ
出所はスンチョルさんのコートからで、勝手に触っていいのかどうか悩む
でも今寝たところだし起こしたくない
あとで謝ろうと思い、ポッケの中からスマホを取り出す
やっぱり電話がかかってきていて、
画面には
メンバーのミンギュさんかな？
恐る恐る電話に出てみる
MG「あ！やっと繋がった！！」
SG「ヒョン！繋がったって」
JH「クプス今どこ？」
画面の奥から何人かの声が聞こえる
『えっと、』
どうしようかと戸惑っている私の声が聞こえてしまったのか急に静かになる
MG「今女の人の声が」
JH「俺は話すから2人は待ってて」
なんて聞こえた後、次に聞こえてきた声はとても低かった
JH「お前だれ？」
.
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やーが(プロフ) - 完結おめでとうございます！これからの続編も楽しみにしています☺️ (11月1日 1時) (
レス) @page35 id: 9fbd62edcc (このIDを非表示/違反報告)
ayumu(プロフ) - とても好きなお話です！たくさん更新してくださってありがとうございます- ̗̀♡⃛ ̖́- (9月28日 0時) (レス) @page10 id: 3aa1a3bfb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：吏 | 作成日時：2023年9月7日 22時
